2学年差の二人の息子たち。次男出産時の長男の嫉妬はすごかった。

子供

我が家には現在2歳半と9ヶ月の二人の息子がいます。

二人とも同じ保育園に無事に入園することができ、二人とも元気に通っています。

二人の年齢差は厳密には1歳10ヶ月。

次男が産まれた時は長男の嫉妬がもの凄く、毎日てんてこ舞いでした。

次男出産直後の長男の嫉妬

次男を出産するにあたって、出産後に県外の実家へと長男と一緒に里帰りしました。

旦那の部署は当時育休を取得できる状況ではなかった為、約1ヶ月半ほど実家に頼らせてもらうことに。

私の実家は県外なものの、車で高速を使えば1時間くらいで行ける距離なので、だいたい月1回くらいのペースで遊びに行っていたこともあり、長男も実家に慣れていたので特に里帰りについて不安に思っていませんでした。

問題だったのは長男です。

次男出産時はコロナ渦だったので退院時に初めて赤ちゃんと家族が対面だったのですが、退院したその足で車で里帰りをするので、以前私が友達の子供を抱っこした時にすごく怒っていたので、長男に次男の姿は見せないようにうまくベビーシートに乗せて実家に向かいました。

実家に到着し、赤ちゃんを抱っこする私を見ると驚き、俺を抱っこしろ!とすごい勢いで突撃してきて、帝王切開の傷にもの凄い一撃。

悶絶しました。

 

そこからひたすら次男を抱っこしていると、俺を抱っこして!怒り狂うことの繰り返し。

私には2歳下の妹、4歳下の弟がいるのですが、2学年差の弟妹の嫉妬は経験していた母が、

「とにかく上の子を優先してあげてやって」

と次男のお世話は母が積極的に助けてくれました。。

授乳中は長男の大好きな新幹線の動画を自由に見れる時間にして、動画に長男の注意を引いてやり過ごしていました。

当時はめったに動画を見せていなかったので、長男はとても喜び、すぐに「ミルクあげるね~」というとスマホを持ってきてくれてるように。

2人目ということもあり、私も私の母も赤ちゃんのお世話については慣れたもので、夜中に母乳をあげるので昼間も眠いなーって程度で、昼間に私が仮眠してる時に長男をみてもらったりと助けてもったりと連携プレイで乗り切っているとその時は思っていました。

次男の授乳中に長男の自傷行為

それは里帰りして1週間くらいした時のことでした。

次男にいつもの様に授乳していると、長男が少し離れたところからじーっと見つめてくるだけで、いつもの様にスマホを持ってきませんでした。

あれ?と思いながらとりあえず授乳を始めると、長男がおもむろにオムツに手を入れたと思うと、おちんちんを触り始めたのです。

ただ触るのは赤ちゃんの頃から長男はお風呂やオムツ替えの時によく行うことがあったのですが、この時は表情が硬くいつもと様子が違ったので次男を抱えて急いで長男のそばにいっても触るのをやめなかったので、オムツの中を覗くと出血が!

びっくりしてつい大きい声を出してしまったら、長男がこちらを見て触るのをやめたのですが、とても強く触って引っ掻いていたようで皮が剥けて出血していました。

この時だけならよかったのですが、長男の出血するほどの触ってしまう自傷行為はその後も授乳時以外にも何度も行ってしまいます。


長男へ取り組んだこと

当時長男はまだあまり喋ることができなかったので、うまく自分の感情を出すことができていませんでした。

それに加えて次男への嫉妬やパパに会えないこと、里帰りしたことで変わった環境。

季節もちょうど真夏で暑く、どうしても家の中で過ごすことが多かったことで保育園ほど体を動かして発散することができなかったこと。

夜中もかならず触ってしまうので、暑くてオムツが蒸れるのも原因の一つなのかもしれないと考えました。

「ありきたりだけど、時間をかけてとにかく愛情をたっぷり伝えて安心させてあげるのが一番」

との母の言葉を信じて、スキンシップを今まで以上に取るようにしたり、すぐに搾乳器を買って長男の前での授乳をやめ、徐々にミルクに切り替え、なるべく母にミルクをあげてもらい、それを長男と一緒に見たり哺乳瓶を一緒に支えてみたりと、母の協力のもと長男と二人で過ごす時間をできるだけ増やしすようにし、オムツも夏用の蒸れにくいタイプに替えてみました。

するとお触りしてしまう回数が少しだけ減っていきました。

そして、触り始めてしまった時に他に気をそらせないかと、音の出る乗り物のおもちゃを買ってみたり動画を見せてみたり色々と試したのですが、うちの長男にはプラレールのおもちゃが効果てきめんでした。

元々、新幹線の動画が好きだったのですが、プラレールは3歳~と商品に表記してあったので、まだ当時1歳だった長男に買ってあげたことがありませんでした。

新幹線の動画の中でも新幹線同士が連結する瞬間が大好きだったので、磁石で連結できるタイプのプラレールを母がプレゼントしてあげたところ大喜び。

両手の爪が割れてしまうくらい、それはもう一日中、二機のプラレールをがっちゃんがっちゃんと連結し続け、夜寝るときでさえ握りしめて寝てしまうほどの大ヒット。

両手に常に握りしめているので、お触りすることが物理的にできないのです!

そのお陰もあって、日中の自傷行為は激減し、自宅に戻る頃には夜中に無意識にひっかくことがたまーにあるくらいに改善しました。


現在の二人の様子

現在2歳半と9ヶ月と成長した二人ですが、今も次男に嫉妬して対抗心を燃え上がらせていることはもちろんありますが、少しずつですがコミュニケーションを取れるようになっています。

次男が自分で動けるようになるまでは、まるで存在していないかの様に無関心を貫いていましたが、ずりばいが始まると長男のおもちゃに向かっていくので、無関心ではいられなくなり、怒っては私のところへ「どうにかしてくれ!」とばかりに手を引っ張って呼びに来るように。

はいはいする様になると、はいはいで長男を追い回してくる次男に初めはパニック気味に逃げ回っていましたが、慣れてくると、はいはいする次男の真似をして一緒にはいはいして笑い合ったり、つかまり立ちしている次男の後ろから抱きしめていたり、ミルクをあげていると一緒に哺乳瓶を支えてくることがあるなど、まだ力加減がうまくできていなくて次男を泣かせてしまうことが多いですが、長男なりに次男をかわいがるようになりました。

次男は長男が大好きで、私よりも長男を追い回しています。

見ていてとても幸せな気持ちになります。

 

自傷行為については、夜中に引っ掻いてしまうことは今も稀にあります。

最近だと新年度になり保育園の担任の先生が変わったしまった時にありました。

夜中にオムツをいじる音がすると、すっかりすぐに目が覚めるようになってしまった私は、すぐにお気に入りの掛け布団を手とオムツの間に入れ込んで触れないようにして、気をそらしてやりすごしています。

これからも不安に感じたらそれに気付いてあげられるように、安心できるように寄り添っていきたいと思います。

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